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Murga Aquino Alicia Maria, Li ChungGang, Bale Rahul, Ito Kazuhide, Tsu ...
セッションID: IS-4
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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The analysis of virus-laden, airborne droplets has become crucial to preserve human health. The present study focuses on the transport of speech droplet nuclei generated by an infected person and the inhalation exposure of a healthy human with an integrated respiratory tract through large eddy simulation (LES). Results show the temporal evolution of speech events and offer insight into LES modeling of inhalation exposure.
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Wang Wenchao, OOKA Ryozo, KIKUMOTO Hideki, OH Wonseok
セッションID: IS-5
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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This paper aims to investigate the relationship between pollen morphology and the I/O ratio. Using the falling method to measure pollen particles in winter for 2 months. We classify the pollen particles suspended in the air as four morphologies and their I/O ratios are different. Suspended Japanese cedar pollen particles can be found in the air even in winter.
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赤松 奈美, 池内 宏維, 稲坂 まりな, 菅野 颯馬, 金 炫兌, 田辺 新一
セッションID: E-25
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究では、室内の木材表面へのアルコールの塗布・噴霧が揮発性有機化合物の放散量と知覚空気質へ与える影響を明らかにすることを目的とする。本報では木材表面へアルコールを1回塗布した供試材を用いたチャンバー実験において化学物質分析と被験者による臭気評価を行った。無塗装無垢材の木材の内装や家具の表面に130mL/m2のEthanolを塗布し室内で清拭をした場合、室内空気質が悪化し、臭気評価が低下した。また、Acetaldehyde気中濃度は、室内濃度指針値を超過し検出された。
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池内 宏維, 赤松 奈美, 稲坂 まりな, 菅野 颯馬, 金 炫兌, 田辺 新一
セッションID: E-26
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究の目的は、スギへのアルコールの繰り返し噴霧が室内空気質に与える影響を把握することである。実験条件はアルコール噴霧の有 無により構成し、化学物質濃度分析および臭気評価実験を行った。その結果、アルコール噴霧の回数に因らずAcetaldehydeの放散量は約 9000μg/m3まで増大し、室内濃度指針値を超過した。一方で、臭気評価結果より木質由来の臭気が混在することにより、Acetaldehydeの 室内濃度が高い場合においても空気質の悪化をヒトが知覚できない状況がある可能性が示唆された。
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竹村 明久
セッションID: E-27
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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においの思い出に関するアンケートとにおいの主観評価実験を実施し、後者ではにおいの嗜好等の評価について評価根拠が記憶にあったか検臭時の感覚・印象にあったかを回答させた。思い出の良し悪しと評価根拠から記憶寄与度(Mc)を定義して、においの嗜好評価との関係を見たところ、比較的高めの相関が得られた条件が散見された。一般的に大きいとされるにおいの質評価における個人差について、差が生じるメカニズム解明の一端には触れたが、今後のデータの蓄積が不可欠である。
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日浦 遼介, 高村 秀紀
セッションID: E-28
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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近年、香水の原理を利用して悪臭を取り込むことで良い香りに変化させる新しい方式の消臭剤が開発されている。この方式の消臭剤における効果検証には、臭気計では臭いの質を判別できないことから人の嗅覚を用いた評価が必要である。そこで、香水の原理を利用して悪臭を取り込むことで良い香りに変化させる新しい方式の消臭剤を用いて、介護施設のおむつ保管室を対象に臭気計、官能試験、アンケート調査による消臭剤の効果検証を行った。
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土屋 茂樹, 岩﨑 守顕, 佐々木 賢知, 新村 浩一
セッションID: E-29
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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クリーンルーム内には、高い清浄度が要求されるオペレーションエリアと、生産装置本体が設置されるメンテナンスエリアがあり、エリアにより空調に対する要求仕様が異なる。そこで、運転エリアをダウンフロー、メンテナンスエリアをアップフローで構成した空調システム "DOUP"を開発した。DOUP方式と従来のボールルーム方式の性能検証を行い、「DOUP」空調システムが有効な空調システムであることを確認した。併せてCFD解析モデルを構築し、検証を行った。
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石野 貴広, 平田 英士, 柳原 茂
セッションID: E-30
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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クリーンルームにおける5種類の気流方式(ダウンフロー、フィルタユニットアップフロー、ファンフィルタユニットアップフロー、置換空調、天井吹出・天井吸込)の比較をモックアップ実験で行った。いずれの換気回数と室内熱負荷でもファンフィルタユニットアップフローが床上1.1mの粉塵量が最も少なかった。
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染谷 孟行, 小松原 正幸, 近藤 恒佑, 長谷部 弥
セッションID: E-31
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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筆者らは,人感センサ,パーティクルセンサを利用したFan Filter Unit(以降,FFU)の制御システムを開発し,クリーンルーム(以降,CR)に適用してきた。 現状のシステムでは制御パラメータを設計時に暫定的に決めていたが,実際のCRでセンサから得られる情報とFFUの運転状況を学習し,省エネとクリーン維持を両立するFFU制御の実現を目的に,深層強化学習を活用したシステムの高度化に着手した。本稿では,システムの概要,CFD解析を活用した深層強化学習の予備検討結果を報告する。
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遠藤 翔太, 佐々木 賢知
セッションID: E-32
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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クリーンルーム内での作業を想定した動作による発じん量に関する研究はこれまでにも行われてきた。しかし、作業動作の変位や加速度の数値から、動作強度を求め、発じん量との関係性を評価する試みは行われていない。本報では作業動作を数値化するために、動作可視化システム(モーションキャプチャ)を使用した。クリーンブース内で作業動作を行い、発じん量および動作強度を同時に測定することで、この二者の関係性を検討し報告する。
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服部 美紀, 佐原 亮, 三上 秀人
セッションID: E-33
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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半導体および液晶工場のクリーンルーム内製造環境では、分子状汚染物質(AMCs)が製品の歩留や製造装置に影響を及ぼす。前報において外調機のケミカルフィルタを不要とした酸性ガス除去システムの概要およびSO2除去性能評価について報告した。本報では、スケールアップした電解水エアワッシャシステムのSO2除去性能について報告する。また、電解水供給システムにおける導電率の測定ポイントを変更することにより電解水量の応答性が改善されることを確認した。
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村上 裕紀, 森重 公康
セッションID: E-34
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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清浄度の維持が求められるクリーンルーム等を有する施設では、清浄度の高い部屋は低い部屋より室圧が高く保たれるよう制御される。しかしながら、屋外強風時などの外乱によりダクト内の圧力が変動すると室圧が不安定になることがある。筆者らは、空調ダクト系内の圧力変動を低減させる手段として圧力変動抑制チャンバを考案している。本報ではこの圧力変動抑制チャンバについて省スペース性の高い構造を新たに考案し,性能検証を行ったので報告する。
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青山 恭子, 森 太郎, 林 基哉
セッションID: E-35
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本論文では、外気温と死亡の因果関係を明確にすることを目的として、死亡率を死亡場所別、年齢層別、省エネルギー区分別等に分析を行った。 死亡データと気象データのマッチングを行い、データを構築した。 第一の分析は死亡場所における死亡率の比較である。第二の分析は年齢層ごとの死亡率の比較である。最後の分析は省エネルギー区分別における死亡率の比較である。 これらの結果から、省エネルギー区分のⅧ地域に近づくにつれ、低い外気温に影響を受けるということが明らかになった。
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石井 朱音, 伊香賀 俊治, 小島 弘, 小泉 貴子, 石川 直明, 福島 富士子, 富岡 由美, 峰 友紗, 大橋 桃子
セッションID: E-36
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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多くの女性が、疲労感や肩こり、抑うつなどの精神的・身体的症状に悩まされている。既往研究では、寒冷な住環境が、居住者の心身の健康に影響を及ぼすことが明らかになっている。一方、日本の住宅の多くは断熱性能が低く、居室にいるときのみ暖房する間欠暖房運転が主流であるため、冬季には住宅内が寒冷であり、特に床近傍・非居室が低温になりやすい。そこで本研究では、住宅の断熱性能及び暖房の使用と、女性の精神的・身体的症状との関連に着目した。
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大橋 桃子, 伊香賀 俊治, 小島 弘, 小泉 貴子, 石川 直明, 福島 富士子, 富岡 由美, 峰 友紗, 石井 朱音
セッションID: E-37
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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近年、日本ではアレルギー性疾患の患者数が増加しており、特に子供に多いと言われている。子供の頃の健康が成人後の健康に影響を及ぼすため、健康維持は子供にとって重要である。加えて、女性の社会進出に伴い、育児をしながら働く母親にとっても子供の健康維持は重要であるといえる。本研究では、自記式質問紙調査を行い、窓性能と住環境の関連および住環境と子供のアレルギー性疾患の関連を検討した。
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伊藤 綾佑, 青木 哲, 須藤 美音
セッションID: E-38
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、東北地方と九州地方の保育室におけるCO₂濃度について、場所、時間、活動が及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。その結果、特に東北北部地方で濃度が上昇しやすい傾向にあることがわかった。午睡の活動時に最も高いCO₂濃度が観測され、13時台、14時台に濃度が上昇する傾向が見られた。また、CO₂濃度が高い保育室についてシミュレーションを行い、廊下側のドアの開放や換気装置によるCO₂濃度低減の効果を検討した。
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鈴木 幸人, 八木 崇, 田渕 誠一, 益田 太平, 加藤 正宏, 弓野 沙織, 河内 雅之, 末光 優斗, 高野 仁
セッションID: E-39
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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昨今、社会ニーズとして、新型コロナウイルスの感染対策としての空調換気システムが強く求められており、各社から様々な提案がなされている。ここでは、新築工事や改修工事によらず、効率的で、その効果が裏付けられた、総合的なビル向け空調換気システムを開発、提案することを目的に、最近の調査事例を基に各種スタディ、検証を行ったので、その近況を報告する。
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田渕 誠一, 弓野 沙織, 加藤 正宏, 鈴木 幸人, 八木 崇, 益田 太平
セッションID: E-40
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本報では、一般的な空調システム設計において検討される吹出/吸込方式の違いが居室内の飛沫核拡散に与える影響の把握を目的とし、換気効率やエアロゾル濃度分布に関する実験を行った。
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弓野 沙織, 挾間 貴雅, 加藤 正宏, 鈴木 幸人, 八木 崇, 田渕 誠一, 益田 太平
セッションID: E-41
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本報では、実験室を模したCFD解析を実施し、空調方式と、感染者が発するエアロゾルの粒径が拡散に与える影響を検討し、以下の結果を得た。 1) 今回検討した粒径(10m以下)の範囲では、粒径の影響はほとんど見られなかった。 2) 天井吹出/天井吸込、天井吹出/床吸込のケースでは時間経過とともに完全混合に近い状態となったが、床吹出/天井吸込のケースは他ケースに比べ粒子は部屋全体に拡散しなかった。
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河内 雅之, 鈴木 幸人, 八木 崇, 田渕 誠一, 益田 太平, 加藤 正宏, 弓野 沙織, 末光 優斗, 高野 仁
セッションID: E-42
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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昨今、社会ニーズとして、新型コロナウイルスの感染対策としての空調換気システムが強く求められており、各社から様々な提案がなされている。ここでは、新築工事や改修工事によらず、効率的で、その効果が裏付けられた、総合的なビル向け空調換気システムを開発、提案することを目的に、最近の調査事例を基に各種スタディ、検証を行ったので、その近況を報告する。
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中山 浩, 竹内 章浩, 石田 貴之, 齊藤 一成, 伊永 浩介, 田中 英紀
セッションID: E-43
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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エアロゾル感染低減対策としてUV-C LEDと中性能フィルタを組み合わせた空気清浄機の開発・実証のための基礎データの取得を目的とし、UV-C LEDのウイルス不活化効果確認試験を行った。また、26m3の試験室において90%中性能フィルタとUV-C LEDを組み合わせた空気清浄機のウイルス除去効果はHEPAフィルタを使用した場合と遜色ない結果であった。さらに、実フィールドに機器を設置した結果、浮遊菌数は非常に少なく、室内および機器内部の衛生状態が保たれていることを確認した。
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松永 崇孝, 伊藤 慎一, 加藤 春実, 菊田 弘輝, 林 基哉
セッションID: E-44
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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新型コロナウイルス感染症が流行し、従来の飛沫感染に加え、浮遊飛沫(エアロゾル)による高い感染力が示唆されている。感染対策効果の確認として、従来の換気性能評価ではCO2などのトレーサーガスが用いられてきた。しかし、トレーサーガスではなくエアロゾルを用いることで、エアロゾルによる感染対策としてより正確な評価が行える可能性がある。そこで本研究ではCO2とエアロゾルの関係性を確認すると共に、エアロゾルが換気性能評価におけるCO2の代替となる可能性を検証する実験を行った。
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加藤 春実, 伊藤 慎一, 松永 崇孝, 菊田 弘輝, 林 基哉
セッションID: E-45
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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換気装置の感染症対策の効果を評価するために、大学の講義室を使って CO2 と感染の要因とされるエアロゾルの濃度変化を多点同時計測した。評価は濃度変化と室容積から換算した換気機器の効果を換気効果と定義し、CO2とエアロゾルの換気効果を比較した。
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柳澤 淳, 森本 正一, 穴井 俊博
セッションID: E-46
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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新型コロナウイルスの流行初期に9人が感染したレストランのCFD解析を行った。その結果、平均CO2濃度は6,344ppmであり、換気の悪い環境であることがわかった。また、感染者数を参考に、1,250ppm(外気+850 ppm)で1人が感染すると仮定し、CO2濃度を感染リスクに換算した。さらに、循環風量を1人当たり30m3/hと仮定し、相当換気による比較を行った。その結果、室内の感染リスクは1未満であり、適切な換気量を確保することにより、感染のリスクは十分に低くなると考えられる。
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項 奕銘, 冨澤 佑介, 尾方 壮行, 堀 賢, 田辺 新一
セッションID: E-47
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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本研究では、機械換気に空気清浄機の効果を加えた汚染物質除去能力を相当換気回数として、空気清浄機の清浄効果を評価した。清浄効果の分布や機械換気の影響などの観点から清浄効果を総合的に検討するため、空気清浄機の設置位置・台数・風量による相当換気回数の増加効果を測定し、考察を行った。さらに、実験においてPACの清浄効果が特に低減した条件に対し、CFD解析を行った。最終的に、実験とCFD解析の結果に基づき、より良い清浄効果を得られるようなPAC使用方法を提案した。
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冨澤 佑介, 項 奕銘, 尾方 壮行, 堀 賢, 田辺 新一
セッションID: E-48
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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換気の悪い密閉された空間においてエアロゾル感染によりCOVID-19の感染が拡大することが指摘されている。また、アクリルパーティション(AP)やビニルカーテン(PS)が換気を阻害する可能性が疑われている。APやPSの有無、吹出・吸込口との位置関係が換気性状に与える影響を検討するため、浮遊粒子を用いた実験とCFD解析を行った。結果より、APやPSが吹出口から吸込口への換気の経路を遮断するように設置されている場合、吸込口側の換気効率が悪化する可能性がある。
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霜鳥 和基, 松尾 智仁, 嶋寺 光, 近藤 明
セッションID: E-49
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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二酸化塩素は屋内の消毒剤として用いられている。二酸化塩素を最適な量で散布する際には光や熱による分解量や材質に対する吸収・吸着量を考慮する必要があるが、物性値が不明なものが多い。本研究では、二酸化塩素ガスの熱分解による分解速度の計測と、水や木材などの物質に対する吸収・吸着量の測定を行った。
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呉 元錫, 大岡 龍三, 菊本 英紀, 卜 韻諶
セッションID: E-50
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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飲料摂取が呼吸活動により発生するエアロゾルの粒径分布に及ぼす影響を計測により検討し,距離別粒径分布を計測で飲料摂取有無による粒子の噴出量,蒸発特性を把握する.
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卜 韻諶, 大岡 龍三, 菊本 英紀, 呉 元錫
セッションID: E-51
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究では、人の呼吸器から噴出する飛沫の粒径分布を検討することを目的とする。通常、実験では呼吸器からある距離離れて位置での粒径分布しか計測できないため、呼吸器から出た瞬間の飛沫の特性を把握するためには、実験に加えて数値流体解析(CFD)による逆算を行うことが有用である。本報では、既往研究によく用いられている飛沫の蒸発モデル及びその導出を整理し、液滴の成分組成を考慮して飛沫サイズの時間変化に関するCFDシミュレーションを行った。
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有波 裕貴, 赤林 伸一
セッションID: E-52
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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本報では、暖房時の教室を対象に、模擬飛沫として生理食塩水をネブライザで噴霧し、室内での飛沫濃度の実測を行う。更に、CFD解析(RANS)で教室をモデル化し、飛沫の拡散性状の解析を行い、CFD解析の妥当性の検討を行った結果を報告する。
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古澤 明里朱, 倉渕 隆, 金 政一, 李 時桓, 田口 遥樹, 李 彦
セッションID: E-53
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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COVID-19による感染リスクを低減させるため、感染リスクの定量的な評価が求められている。空気感染は感染者からの飛沫の吸入によって起こるため、エアロゾルの飛沫濃度や粒径分布を把握することが重要である。本研究では、様々な呼気活動によって発生する飛沫のサイズ分布を調べ、先行研究との比較を行い簡易測定法の整合性を検証した。quanta生成率は、感染リスクの評価方法の一つである。それを求める式の変数のうち、環境工学分野で測定可能な飛沫濃度と吸入速度を測定し、その積から様々な呼気活動ごとの相対的な感染リスクを求める。
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金 勲, 小林 健一, 鍵 直樹, 東 賢一
セッションID: E-54
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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オフィスビルなど特定建築物に対する化学物質基準はホルムアルデヒド1成分のみである。私たちは特定建築物における室内化学物質濃度と建築物・設備及び室内環境に関する実態把握、特定建築物において注意すべき化学物質の探索と共に、化学物質に対するリスク評価のための全国調査を行っている。 本報では、パッシブサンプラーを用いた化学物質濃度調査と建築設備及び室内環境に関する管理者アンケートの研究結果について報告する。
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益崎 慶人, 田辺 新一, 小金井 真, 金 炫兌
セッションID: E-55
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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In 2019, the sick house working group of the Japanese Ministry of Health, Labor and Welfare proposed new SVOC substances as indoor pollutants. However, due to the lack of evidence and risk information for new SVOC substances, it was not possible to regulate indoor air quality guidelines. Therefore, we investigated the emission behavior of SVOC substances in the real space model.
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岸田 真治, 小金井 真, 金 炫兌, 山下 哲生
セッションID: E-56
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究の対象にしている地中熱換気システムは、熱交換パイプ内の効率的な洗浄法が求められている。昨年の模擬実験から、熱交換パイプ内に滅菌ランプを設置することで、真菌の削減できることが分かった。効率的な運用にはパイプ内の真菌発生状況を定量的に把握することが必要である。 本研究の目的は、地中熱換気システムの熱交換パイプ内における真菌発生状況を把握することである。地中熱交換パイプ内にカビ指数計を設置し、カビ指数などを測定し比較を行った。
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渡邉 健介, 柳 宇, 鍵 直樹, 金 勲, 田中 康信
セッションID: E-57
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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現在、2030年までに新築ビルの平均でZEB(Net-Zero Energy Building)を達成することを目指しており、ZEB達成のためには空調負荷の低減が重要である。クールピットはその手段の一つであるが、梅雨時から夏場にかけて、チューブ内に結露や高湿度が発生することが想定されます。その結果、カビなどの微生物の温床となる危険性があり、微生物汚染による室内への影響が懸念される。そこで、本研究では、オフィス内の浮遊菌叢と付着菌叢をITS2の解析に基づき調査しました。その結果、456属が検出された。
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近藤 恒佑, 鍵 直樹, 並木 則和
セッションID: E-58
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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大気中や室内空気中の浮遊粒子には,化学物質過敏症・シックハウス症候群などの原因となる準揮発性有機化合物などの化学物質や感染症を引き起こすウイルスなど,様々な汚染物質が沈着・吸着していることが知られている。 しかしながら,気中から人体表面への粒子の沈着挙動を定量的に検討した例はほとんど見られない。 本研究では,人体の形状と発熱を模擬できるサーマルマネキンを用いて,気中粒子の沈着挙動を検討した。本論文ではその内容と得られた結果について報告する。
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浦田 浩作, 蜂巣 浩生, 井口 雅登, 坂本 雄三
セッションID: E-59
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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全館空調方式は住宅内の空気を循環させて冷暖房を行うため、粉塵が住宅全体に拡散することが予想される。空気の循環にともなう、内装・壁面・通風路などへの粉塵付着や落下による粉塵濃度減衰を実住宅で測定し、その値を沈着係数として組み込めば、簡易的なシミュレーションによって全館空調方式の実住宅での粉塵拡散や電気集塵機の効果予測が可能であることを確かめた。
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野﨑 淳夫, 一條 佑介, 二科 妃里
セッションID: E-60
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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本研究では消火時の開放型石油暖房器具の非定常燃焼時(消火)における汚染物質発生特性を求めるため、チャンバー実験を行い、以下の知見が得られた。 1)反射式石油ストーブ、石油ファンヒーター共に、顕著な濃度上昇が見られた粒子(17.5~532.8nmの範囲で測定)は17.5~98.2nmのUFPsに相当する粒子であった。 2)顕著な濃度上昇が見られた物質はformaldehyde、acetaldehyde、benzene、bromodichloromethane、2,2,4-trimethylpentane、heptane、methylisobuthylketone、toluene、decaneであった。
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倪 源, イム ウンス, 柏 一凡, 伊藤 一秀, 田中 浩史, 黒須 俊治
セッションID: E-61
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本報を含む一連の研究では室内環境中で床面に沈着したマイクロプラスチックを対象として,そのサンプリング・分析法を検討した上で, 室内環境中に存在するマイクロプラスチック汚染の実態把握を目的とする.今回は関東地方の住宅におけるハウスダスト中のマイクロプラスチック問題について調査した.本報では,顕微-フーリエ変換赤外分光光度計(μ-FT-IR)を用いたマイクロプラスチックの定性分析結果について報告する
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柏 一凡, イム ウンス, 倪 源, 伊藤 一秀, 田中 浩史, 黒須 俊治
セッションID: E-62
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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本報を含む一連の研究では室内環境中で床面に沈着したマイクロプラスチックを対象として,そのサンプリング・分析法を検討した上で, 室内環境中に存在するマイクロプラスチック汚染の実態把握を目的とする.今回は関東地方の住宅におけるハウスダスト中のマイクロプラスチック問題について調査した.本報では,Laser Direct InfraRed (LDIR)ケミカルイメージングシステムを用いた定性分析結果とSVOC分析によるハウスダストの表面吸着成分分析結果について報告する.
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