空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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令和5年度大会(福井)学術講演論文集 第7巻 空気質 編
セッションID: E-39
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二酸化炭素濃度から相当換気量とエアロゾル感染リスクを評価する方法
*森本 正一小林 徳和柳澤 淳五十嵐 瞳穴井 俊博
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抄録

CO2濃度とCFD解析でのクアンタ濃度分布の予測を利用して、エアロゾル感染リスクを評価する方法について検討した。相当換気の評価では、CO2濃度を換気量に換算する方法と、CO2発生量とクアンタ生成率から算出する方法を検討し、屋外のCO2濃度が400 ppm、1人あたりのCO2発生量が0.018 m3/hの場合、両者が同等だった。相当換気の評価に加えてCFD解析でのクアンタ濃度分布の予測を利用することで、感染リスクの分布を評価することが可能であると考えられた。

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© 2023 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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