対象施設は地域の気候・風土を積極的に利用した省エネルギーを行うとともに、太陽光発電による創エネルギーによって『ZEB』を実現している。また働き方改革と健康経営の両立を目指したABWとウェルネスのコンセプトを導入し、省エネルギーと先進的なワークスタイルにおける快適な室内環境の両立を目指した。本報では、オープンな室内環境を創出する際に課題となる空調システム稼働時の騒音測定や会話等を含めた音環境評価と竣工後の建物運用時における水素エネルギー利用システムの運用実績、建物消費エネルギー実績について報告する。