キヤノン㈱R&D本部解析技術22開発室
2019 年 92 巻 3 号 p. 73-81
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本稿では,有機色材の発色性にかかわる量子化学的物性値を量子化学計算により精度良く予測する方法について示した。最もよく使われる密度汎関数法の特徴を,ほかの量子化学計算手法と比較した。精度が高い量子化学計算の計算条件(汎関数,基底,溶媒効果)を複数の色材の種類や量子化学的物性値に関して示した。ベンチマークを参照し,精度が高い計算条件を選択する方法についても示した。量子化学計算ソフトウエアを導入する際に考慮すべき注意点についても述べた。
顔料塗料印刷インキ
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