色材協会誌
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メカノケミカル反応によるクロム酸鉛系顔料の製造
伊藤 征司郎金子 純久桑原 利秀
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1980 年 53 巻 8 号 p. 463-467

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抄録
(NH4) 2CrO4とPbCO3との混合物をアルミナ製ボールミルで摩砕し, メカノケミカル固相反応によるPbCrO4系顔料生成の可能性について検討した。 (NH4) 2CrO4とPbCO3との混合比 (モル比) は1 : 1および1 : 2とした。その結果, いずれの混合比でも摩砕初期の段階では, 黄色の (NH4) 2Pb (CrO4) 2が生成し, その後摩砕時間の増茄にともなって徐々に赤味を帯び, 混合比1 : 1の場合は205時間で, 1 : 2の場合は150時間でもっとも鮮明な榿黄色のPbCrO4を生成した。さらに摩砕を続けると, 結晶性の低下がみられ, 色彩は不鮮明になったが, 混合比1 : 2の場合はPb2 (OH) 2CrO4の生成が一部認められた。
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