食品衛生学雑誌
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調査・資料
遺伝子組換えトウモロコシ定量のための内標比の算出
高畠 令王奈 大西 真理真野 潤一岸根 雅宏曽我 慶介中村 公亮近藤 一成橘田 和美
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2020 年 61 巻 6 号 p. 235-238

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抄録

安全性審査済み遺伝子組換え(GM)トウモロコシおよびダイズの粉砕試料中の混入率を,重量混合比として算出するためには,内標比が必要である.内標比は,GMダイズに関しては,リアルタイムPCR新機種QuantStudio5, QuantStudio12K Flex, LightCycler 96およびLightCycler 480において,組換え配列と内在性配列のコピー数比を基に既に測定されているが,GMトウモロコシに関しては未対応であった.本研究では,GMトウモロコシのスクリーニング検査法の対象であるカリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーター,GA21構造特異的領域,MIR604系統特異的領域,MIR162系統特異的領域において,上記リアルタイムPCR4機種を用いて内標比を算出した.

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© 2020 公益社団法人 日本食品衛生学会
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