1. 急性毒性試験として, 最小致死量の測定を行なった結果, ジェルトンは4,600mg/kg以上, メキシコチクルは3,600mg/kg以上であった.
2. ジェルトンの亜急性毒性試験ラッテに連日, 2.0g/kg, 1.0g/kg, 0.5g/kg, 0.1g/kgを各群に9週間投与の結果, 発育曲線および実験終了後の病理組織学的に精査したが, 中毒性と思われる所見は見いだしえなかった.
3. メキシコチクルの慢性毒性試験ラッテに連日, 各群に4.0g/kg, 2.0g/kg, 1.0g/kg, 0.2g/kgずつ27週間投与した結果, 発育曲線および実験終了後の病理組織学的に精査したが, 中毒性所見は見いだしえなかった.