神戸市立医療センター中央市民病院耳鼻咽喉科
2016 年 37 巻 3 号 p. 295-299
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本邦で小児人工内耳医療が開始されて25年が経過し,重度難聴児に対する標準的医療として大いなる成功を収めてきた。今までの成果をもとに,今後も,早期発見,早期診断による低年齢手術が進められると考える。また,両側人工内耳については,逐次手術も有効だが,同時手術によって,さらに高い効果が期待される。機器の進歩もめざましく,より安全で,容易な手術が可能になっている。スピーチプロセッサのデータログ機能は,装用状況の定量的把握を可能にし,適切な療育貢献すると期待される。
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