修紅短期大学紀要
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タケノコにおけるデンプンおよびタンパク質の分布
阿部 真弓冨岡 佳奈絵阿部 友衣子横山 恵鈴木 惇
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2019 年 39 巻 p. 89-94

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抄録
 タケノコにおけるデンプンおよびタンパク質の存在を、組織化学的方法を用いて調べた。根元および 節では、維管束の周囲にデンプン粒が散在し、中部および先端にデンプン粒が無数に存在した。タンパ ク質は、すべての部位の維管束および核に存在したが、細胞質は少なかった。デンプンは、中部と先端 に多く存在した部位の細胞質にタンパク質が少ないので、茹でによるタンパク質の熱凝固によって、デ ンプンをタンパク質内に留めることはできない。タケノコの煮汁にデンプンがとけ出すのは、デンプン を細胞質内に留める熱凝固したタンパク質が少ないためである。
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