抄録
音楽科の授業は、その科目の特性から学習者自らが活動する。小学校音楽科はその目標に「表現及び鑑賞の活動を通して、音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育てるとともに、音楽活動の基礎的な能力を培い、豊かな情操を養う。」(小学校学習指導要領平成20年告示)となっているように、表現と鑑貨の多様な活動を通して音楽の学習をするものと強調されている。具体的には、歌唱、器楽、音楽づくり、鑑賞の4つの活動からなる。つまり多様な音楽を幅広く直接体験することが基になっている。主体的•協働的に学ぶ学習=アクティブ•ラーニングを実践することでこの教科日標が有効に達せられると考える。アクティブ-ラーニングを鑑みての授業展開をその教材、実践方法とともに紹介する。