2017 年 2017 巻 10 号 p. 21-28
本稿では、本学(夙川学院短期大学)児董教育学科の講義「国語科教育法」を受講する学生の意識の変化とそれに応じて変化させた授業のあり方を報告する。そして、より実践力を求めるようになった近年の学生に対し、いかにして教育実習での学びに対応してゆける力をつけてゆくのか、具体的には指導案を作成し、国語の授業を組み立てるために学生自身がどのような点に留意してゆけばよいのか、という観点から行った稿者の授業とそれに対する学生の取り組みと課題について考察する。