日本シルク学会誌
Online ISSN : 1881-1698
Print ISSN : 1880-8204
ISSN-L : 1880-8204
論文
画像処理による繭粒付数の計測方法
(2) 計測データの収集処理方法
清水 重人大浦 正伸
著者情報
ジャーナル フリー

1994 年 3 巻 p. 25-29

詳細
抄録
 繰糸工程中に発生する飛び繊度の発生防止を図るため、細むらや太むらなどに影響を及ぼす異常粒付の早期発見が重要である。画像処理手法を用いて繰糸中の繭粒付状態の画像を2値化し、粒付繭の画素数をパソコンに取り入れ、繭粒付数を計測するシステムを構築し、繭の大きさや繭層の厚さ別の繭粒付数の計測など、基本的な計測方法について検討を行い、その可能性を見いだしてきた。
 本研究では、画像処理機能の向上を図るため、画像処理装置であるビデオコントローラを、(株)キーエンス社製のVX-4100からVX-4210に変更し、計測処理機能の検討を行った。次に計測画素数と繭糸繊度の関係を求めるため、データの収集処理方法について検討を行った。その結果、1粒繰糸において、計測データ300個の平均値を代表値とする画素数と100回繊度糸の繭糸繊度との関係が、相関係数の平均値で0.945と高い相関関係があることを明らかにした。
著者関連情報
© 1994 日本シルク学会
前の記事 次の記事
feedback
Top