総合危機管理
Online ISSN : 2432-8731
臨床工学技士教育におけるD-OODAループの有用性検証
海老根 雅人 五十嵐 仁高野 洋平飯田 涼太黒木 尚長
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2026 年 10 巻 p. 17-29

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抄録
抄 録 近年、日本の大学教育を取り巻く環境は、少子高齢化をはじめとする様々な問題と共に厳し い状況に陥っている。全入学時代と言われる現在、大学入学者の学習意欲・学力は数年前から 予測されている通り低下しており、大学教育の質保証が問題化し教育に大きな負担が生じる状 況となっている。しかし、社会における大学教育への期待が高まると共に、グローバル化や国 際競争の激化、経済格差の拡大、社会構造の変化などを背景として、高い能力を持った学生を 要望する声は日々大きくなっている。よって変化した背景、社会の要望に対して、より効率的 かつ効果的に教育の質向上、学生の学習意欲・学力向上のため新たな手法を導入する必要があ ると考えられる。そこで、現在行われている大学教育に柔軟な対応が可能な新しいフレームワ ークである D-OODA ループを取り入れることを検討する。本研究では、D-OODA ループを用 いた臨床工学技士教育を受けた学生と受けていない学生にアンケート調査を行った。その結 果、「学生が求めている点」および「大学・教員が改善すべき点」が明らかとなり、学生の学習 意欲の向上が見られたことから D-OODA ループが教育の質、学習意欲の向上に有用性がある ことが明らかとなった。
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