総合危機管理
Online ISSN : 2432-8731
危機管理教育における模擬記者会見演習の効果 -アクティブ・ラーニングとしての意義-
木村 栄宏 西尾 晋藤本 一雄粕川 正光
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2020 年 4 巻 p. 95-102

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抄録
危機管理教育の方法には危機管理の素養を身につけさせるだけではなく、実際に疑似体験が必要である。企業等組織が不祥事という危機に陥った場合にどのように組織として個人として対応するか、そのひとつに本学で行なっている「模擬記者会見」演習がある。事前に知識と実際のケース提示を受けて、個人、そしてチームが検討した上で成果物を出し、本番さながらの模擬記者会見を行なうこの形は、アクティブ・ラーニングの視点からも教育上意義があることを報告する。
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© 2020 総合危機管理学会
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