2021 年 2021 巻 1 号 p. 50-53
東京臨海部実証実験は,政府の「未来投資戦略」における「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え,最先端の自動走行技術を国内外に発信するショーケース,レガシーとすべく,羽田空港や臨海地域等において最先端の実証を行うとともに,制度整備等を行う」との方針を実行するための取り組みである.東京臨海部の3地区において,それぞれ異なる目的で路車間の通信インフラを整備し,有効性の実証と課題の抽出を行った.羽田地区では磁気マーカーの活用や正着制御を含むバスの自動運転実証,臨海副都心地区ではインフラの集中的な整備による交通信号情報提供の実証,2地区をつなぐ首都高速道路では,合流支援,ETC通過支援の実証を行った.