SIP第2期自動運転(システムとサービスの拡張)の“運転者や歩行者等が習得すべき知識とその効果的な教育方法に関する研究開発(課題C)”の取組を概説する.課題Cでは,主な研究目的に基づき,教育方法の深化に関して,(1)個人特性を踏まえた教育方法の提案,(2)動機付け手法の提案,(3)部分教育を意識したモジュール化可能な完全教育教材の開発の3つの研究テーマを設定し研究を行ってきた.また,試作した教材を用いて,自動運転に関する一般的な知識を事前に提供することの効果についてドライビングシミュレータを用いた検証を行った.