SIP成果報告書
Online ISSN : 2758-4089
(1)交通環境情報の生成に係る技術開発
①臨海副都心地域における実証実験
津田 喜秋吉埜 孝広室山 晋也磯部 健太郎渡部 康祐秋本 克哉
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2022 年 2022 巻 1 号 p. 41-46

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抄録

2021年度から2022年度の東京臨海部実証実験は,公衆広域ネットワーク(以下,V2N)を利用した情報配信システムを整備し,降雨情報,車線別道路交通情報,模擬緊急走行車両情報,信号予定情報の4種類の交通環境情報を使った実証実験を実施した.本実証実験では国内外の自動車メーカ,サプライヤ,ベンチャー企業,大学等計22団体が参加し,V2Nによる交通環境情報配信の有効性評価や課題整理を行った.情報配信にあたっては,情報特性に応じてPUSH方式・PULL方式を使い分けて構築し,実用化を視野に入れ通信トラフィックの増大の影響度やネットワーク経由による伝送遅延の影響度の評価を実施した.これらの実験結果を実験参加者と実証実験WGを通じて評価・検証し,交通環境情報の有効性・課題についてまとめた.

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© 2022 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
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