スイス連邦工科大学(ETH Zürich)有機化学研究所
2016 年 16 巻 1 号 p. 23-30
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
光増感性や金属内包性などの特異的な物理化学的特性を有し、光線力学療法における増感剤あるいはMRIの造影剤の基本骨格としての可能性のあるフラーレンを実際に医薬品として応用可能にするため、水溶性のマテリアルを複合体化・誘導体化により調製した。すなわち、安全な水溶性ポリマーであるPVP(ポリビニルピロリドン)あるいはPEG(ポリエチレングリコール)を用いてフラーレンを修飾し、その物理化学的特性や生物活性について検討した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら