日本女性科学者の会学術誌
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随想
今までの私の研究歴とちょっと小話
小浪 悠紀子
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2020 年 20 巻 1 号 p. 25-32

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抄録

随想として、私の研究歴と研究に伴う小話を記載した。修士課程の研究では、ムラミン酸-6リン酸の合成を行ったが、米国に研究員として留学後に帰国して始めた研究は、レクチンという糖結合タンパク質の精製と一次構造解析が中心である。ゲノム解析が始まる前の研究ではあるが、プロテインシーケンサーが開発され、アミノ酸の一次構造解析が一晩で21残基の解析が可能になったのは、当時としては、かなり画期的であった。

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© 2020 日本女性科学者の会
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