京都大学 医学部附属病院 先端医療研究開発機構 放射線診断科
2023 年 23 巻 p. 16-21
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現在のがん治療は細分化が進んでおり,より適切な治療決定に繋がる様な新たな画像診断法の開発が重要であると考えられる。拡散MRIは生体内の水分子のブラウン運動による拡散現象を観察可能であり,拡散MRIから得られる定量値ががんの診断や再発,予後予測に役立つような,新たな診断法を開発している。また拡散MRI定量値の標準化も重要な課題である。本稿では拡散MRIに関する,IVIMや非ガウス拡散MRIを始めとする最先端のがんイメージング研究開発や標準化に向けた取り組みを紹介する。
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