日本女性科学者の会学術誌
Online ISSN : 2186-3776
Print ISSN : 1349-4449
ISSN-L : 1349-4449
総説
カルベン錯体を用いるメタセシス反応
藤田 礼子
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 8 巻 1 号 p. 19-25

詳細
抄録

メタセシス反応は、多重結合が開裂し新たな多重結合が再生する反応である。Mo-とRu-カルベン錯体が開発されて、メタセシス反応が有機合成の有用な手段として確固たる地位を築いた。メタセシス反応は、1:閉環 2:クロス 3:開環 4:エニン 5:ジインに五大別される。

著者関連情報
© 2007 日本女性科学者の会
前の記事 次の記事
feedback
Top