Skin Cancer
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一般演題
Myeloid sarcomaの1例
西馬場 理恵東 裕子藤井 一恭吉満 誠金蔵 拓郎
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キーワード: Myeloid sarcoma
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2017 年 32 巻 1 号 p. 12-15

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抄録

38歳,女性。初診の3ヵ月前から外陰部のしこりを自覚していた。徐々に増大してきたため近医を受診したところ,生検で悪性リンパ腫が疑われ,当院を紹介された。血液や骨髄には腫瘍細胞の浸潤は認められず,PET検査では陰部腫瘤のみ異常集積を認めた。病理組織検査では,真皮から脂肪織にかけてクロマチン濃染性で小型~中型の不正核を有する腫瘍細胞の浸潤を認めた。免疫組織学的に腫瘍細胞はmyeloperoxidase,CD68,CD117に陽性であった。Myeloid sarcomaと診断し,急性骨髄性白血病に準じて,治療を行った。化学療法,放射線治療,末梢血幹細胞移植が行われたが,病状は進行し,発症から3年後に永眠した。

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© 2017 日本皮膚悪性腫瘍学会
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