Skin Cancer
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N-isopropyl-p-〔I-123〕 iodoamphetamine (I-23 IMP) による悪性黒色腫画像診断の有用性
小林 まさ子藤田 優岡本 昭二蓑島 聡宇野 公一門沢 秀一有水 昇
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1989 年 4 巻 1 号 p. 123-127

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抄録

皮膚原発悪性黒色腫の原発巣および転移巣31病巣について, I-123IMPシンチグラフィを施行し, Ga-67citrate, Tc-99mMDPによるシンチグラフィと比較検討を行った。I-123IMPでは31病巣中27病巣, 87.1%の検出率であった。原発巣, 皮膚転移, 表在性リンパ節転移でほぼ全例描出され, Ga-67citrateより良好な結果であった。また骨の転移巣においても明瞭な集積像が得られた。

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© 日本皮膚悪性腫瘍学会
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