福島県立医科大学皮膚科学講座
1992 年 7 巻 1 号 p. 58-63
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有棘細胞癌22例の炎症性浸潤細胞の状態を各種抗体を用いて, 免疫組織学的に検討した。その組織学的特徴からlichenoid reaction (LR) の存在の有無を指標としたところ, 全体にLR陰性群で各抗体による陽性細胞数が減少していた。浸潤細胞の分布パターンから, 5つの類型に分けられた。全体に浸潤細胞が減少しているパターンと, T細胞のみの浸潤が多く, 他の細胞は減少しているパターンとを示すものがLR陰性群に多かった。
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