香川医科大学皮膚科学教室
1992 年 7 巻 1 号 p. 69-72
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89歳女性。右頬部の鶏卵大の紫紅色ドーム状腫瘤と右頚部リンパ節転移を認めた。遠隔転移は認めなかった。組織学的にはtravecular patternを示し, 免疫組織化学的にはNSE陽性で, 血清NSE値も高値であった。電顕的にはdense core granuleを認めた。電子線照射にてほぼ瘢痕治癒するも, DIC併発し初診より2ヵ月後に死亡した。死亡直前に, 逆側の左耳下腺部と左下顎部に転移性皮下腫瘤が出現した。
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