金沢大学皮膚科学教室
金沢大学脳神経外科学教室
1992 年 7 巻 1 号 p. 78-83
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
レックリングハウゼン病に合併した悪性神経鞘腫の2例を報告した。症例1は28歳の女性で, 悪性神経鞘腫は頚部右側の深部に存在していた。症例2は16歳の女性で, 腫瘍は骨盤腔内に存在していた。2例とも初回摘出術の3ヵ月後に再発した。なお, 1912年より1989年までの本邦報告例276例 (男性156例, 女性112例) について統計的観察を行った。KaplanMeier推定法による1年生存率は39.6%, 5年生存率は12.8%であった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら