東北大学皮膚科学教室
1992 年 7 巻 1 号 p. 84-86
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症例は80歳男性, および75歳女性であり, おのおのに右足底, 左足背の結節を主訴に当科を受診した。いずれも疣贅状結節であり, 臨床的にverrucous carcinomaを考えたが, 病理組織学的にはボーエン病であった。PCR法により, 腫瘍組織からHPV-DNAの存在を検索したところ, 症例1においてHPV-16, 症例2ではHPV-18に特異的なDNAフラグメントが証明された。
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