皮膚の科学
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アトピー性皮膚炎の将来治療と痒みのコントロール
古江 増隆中原 剛士中原 真希子
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2015 年 14 巻 Suppl.23 号 p. S30-32

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抄録
アトピー性皮膚炎(AD)にとって痒みは最も重要な症状の一つである。痒みによる掻破は皮疹の増悪を招き、痒みによる睡眠障害は患者のみならず保護者の生活の質を低下させる。しかしながら痒みに対する治療薬の開発は遅々として進んでいない。本稿では、痒みに対する標準治療の効果をまとめ、あわせて将来臨床の場に登場しそうな新規治療法についても文献的に言及したい。(皮膚の科学,増23: 30-32, 2015)
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© 2015 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
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