愛仁会高槻病院皮膚科
愛仁会高槻病院小児科
2004 年 3 巻 2 号 p. 198-201
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色素性失調症の一卵性双生児例を報告した。症例1:双胎女児第1子。在胎34週0日,帝王切開にて出生した。出生時より体幹,四肢に列序性の水疱,痂皮を伴なった浮腫性紅斑を認めた。眼科的検索にて網膜出血を認めた。症例2:双胎女児第2子。顔面,体幹及び四肢に症例1より広範囲かつ集簇性に同様の皮疹が認められた。特徴的な皮疹および経過より症例1および2を色素失調症と診断した。本邦における双生児例は自験例を含めても4報告しかなく,まれと考えられた。
皮膚
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