皮膚の科学
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―第9~10回 これからの皮膚科診療を考える会より―
色素沈着症に対するトラネキサム酸クリーム外用の効果
東 禹彦
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6 巻 (2007) 6 号 p. 649-652

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抄録

第1回目はトラネキサム酸5%含有クリームとトラネキサム酸0.5%含有クリームの肝斑に対する効果を二重盲検,群間比較試験で行なった。やや有用以上の有用率は両群とも70%以上であった。第2回目はトラネキサム酸5%含有クリームとその基剤を対照として,肝斑に対する効果を二重盲検,群間比較試験で行なった。やや有用以上の有効率はトラネキサム酸5%含有クリームが54%,対照のクリーム基剤が48%で両群間に差はなかった。しかし,重症度による層別解析を行ったところ重症例ではトラネキサム酸5%クリーム外用群(7例)の改善率が85.7%で,対照クリーム外用群(10例)の改善率は30.0%であった。U検定を行ったところ有意差を認めた。

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© 2007 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
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