大阪回生病院
1986 年 28 巻 3 号 p. 435-440
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向精神神経剤の薬疹が近時増加傾向にある。2例の自験例を含めた本邦報告例をみると患者はほとんど女性で, 皮疹は全身紅斑型が4例, スチーブンス・ジョンソン型5例であり, パッチテストは約半数に陽性であった。自験例の2人の皮疹は固定薬疹様であったが, 外国の文献は4例とも固定薬疹という報告である。本剤は固定薬疹あるいはスチーブンス・ジョンソン型をおこしやすいと考えられる。
皮膚の科学
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