尾山皮フ科
稲坂皮膚科
伊藤内科
杉浦皮フ科
藤田保健衛生大学皮膚科
1992 年 34 巻 4 号 p. 457-461
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43歳と32歳の女性にみられた塩酸ロメフロキサシン (ロメバクト®) による光線過敏型薬疹の2例を報告した。2例ともMED測定でUVA領域の短縮を認め, 塩酸ロメフロキサシン中止にて治癒した。治癒約1カ月後のMED測定では正常に復した。組織所見は急性皮膚炎の像を示したが, sunburn cellは認めなかった。以上より塩酸ロメフロキサシンによる光線過敏型薬疹と診断した。
皮膚の科学
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