大阪赤十字病院皮膚科
1995 年 37 巻 5 号 p. 658-666
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血管硬化剤を用いた硬化療法は, 下肢静脈瘤, 血管腫, 毛細血管拡張症, などに対して有効な治療法である。特に下肢静脈瘤に対しては, 結紮, ストリッピンゲと比べて美容的に優れており, 侵襲はより少ない。今回, 足底の血管腫に対して, 血管硬化剤を用い, 有効であった1例と, 下肢静脈瘤硬化療法後に肺塞栓症を生じた1例を経験した。血管腫に対する硬化療法と, 下肢静脈瘤硬化療法における肺塞栓症についての考察を加えて報告する。
皮膚の科学
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