鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 運動機能修復学講座 機能再建医学
2007 年 31 巻 4 号 p. 201-205
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脳卒中片麻痺の改善を促進するには再建/強化したい神経路へ興奮を伝えることを重視した治療理論と技術が必要である.促通反復療法(川平法)は個々の指の屈伸を含む新たな促通療法で,片麻痺上肢と下肢の麻痺の改善を促進している.著しい感覚障害例でも同様に有効である.リハビリテーション治療の向上のため,我々は麻痺肢の意図した運動を反復できる機能的振動刺激法などのコンピュータ化訓練器機の開発を行いつつあり,今後の発展を期待している.
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