九州工業大学工学部基礎科学研究系
2012 年 119 巻 4B 号 p. E57-E66
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少数核子系、特に3核子系散乱問題の最近のトピックスとして、カイラル有効場理論による3体力、並びに3核子系における相対論的な取扱いについて紹介する。多くの項を含むNNNLOバージョンのカイラル3体力の計算は進み、それを用いた3体散乱計算が待たれている。一方、相対論的計算についてはTucson-Melbourneの3体力を含めた3体散乱計算がなされている。
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