素粒子論研究
Online ISSN : 2433-2895
Print ISSN : 0371-1838
TeV Physics, Pade Approximants and the N/D Method
原田 正康
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1991 年 83 巻 3 号 p. C69-C75

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抄録

強結合ヒッグズ系における、ベクターボゾンの縦波成分の散乱振幅をPade近似とN/D methodを用いて計算し、スカラーとベクターチャンネルの共鳴状態について調べている。今のところ、Pade近似を用いて、共鳴状態の質量のpreliminaryな結果を得るところまで進んでおり、それは、ベクターチャンネルの共鳴状態が数TeVの領域に現れることを示している。

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© 1991 著者
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