明治大学大学院経営学研究科
2013 年 46 巻 3 号 p. 32-48
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本稿の目的は,PC 製品における製品アーキテクチャの変化を検討し,その背後にある企業の組織能力について明らかにすることである.本稿は,1970年代から90年代の米国デスクトップPCを対象にして,アップル(アップル系PC)とマイクロソフト(インテル系PC)のアーキテクチャの違いを観察することにより,従来強調されてきたような組み合わせ能力の巧みさだけではなく,擦り合わせ能力も適切に活用することがPC産業における競争力につながることを明らかにする.
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