名古屋市立大学大学院経済学研究科
2017 年 50 巻 4 号 p. 41-53
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本稿では,山田・伊藤(2008)の先駆的な研究で取りあげられた有田焼,京焼の産地と日本最大の陶磁器産地である東濃地域との比較をつうじて,それぞれの地域の産業集積に特有の事業システムの決定要因を探究する.これによって,それぞれの地域における自然的・地理的条件や質的に模倣困難で持続的な競争優位の源泉となる地域特有の資源の有無が,地域の産業集積のあり方に重要な影響をおよぼすことが示唆される.
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