島根県立中央病院医学雑誌
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同側上肢の上腕骨外顆骨折と橈骨遠位部骨折を合併した小児の1例
勝部 浩介飛田 正敏松﨑 雅彦野﨑 健治杉原 太郎西 真一郎
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2023 年 47 巻 1 号 p. 47-50

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抄録
小児の上腕骨遠位部骨折と同側の前腕骨遠位部骨折を合併することは稀であるが,その中でもさらに稀である上腕骨外顆骨折と橈骨遠位部骨折の合併例を経験した.入院にて両骨折とも手術を施行し,外来経過観察後,術後3か月で抜釘を施行した.近医でのリハビリテーションも経て受傷後半年で良好な可動域改善を認めた.前医,当院初診外来時には上腕骨外顆骨折は見逃されており,手術室での単純X線検査で確認した.小児の同側上肢の多発骨折については,訴えが分かりにくいことも多く,慎重に確認すべきであると考えられた.
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