島根県立中央病院医学雑誌
Online ISSN : 2435-0710
Print ISSN : 0289-5455
原著
Bacillus cereusによる末梢静脈カテーテル関連血流感染とアミノ酸・糖・電解質・ビタミンB1液の関連性の調査
木村 菜美, 錦織 和真, 藤原 亮, 森山 史就, 安食 健一, 園山 智宏, 横手 克樹
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2026 年 50 巻 p. 5-7

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抄録
Bacillus cereus(B. cereus)は自然界に広く分布し,稀に末梢静脈カテーテル関連血流感染(peripheral venous catheter-related bloodstream infection;PCRBSI)の起因菌となることが報告されている.島根県立中央病院(当院)でも2014年4月から2024年3月の期間に,9例のB. cereusを起因菌としたPCRBSIが発症し,患者背景を調査した結果,全例にアミノ酸・糖・電解質・ビタミンB1液(ビーフリード®)の使用を認めた.ビーフリード®の投与条件としては,9例中7例で他の薬剤が混注され,9例中8例で12時間以上かけて投与されていた.本研究から,ビーフリード®の投与がPCRBSIに関与し,長時間投与,混注薬剤の有無が発症に関与することが示唆された.
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