抄録
昨今, 単一のプロジェクトだけでなく, 複数のプロジェクト, あるいは企業全体に渡ってプロジェクトマネジメントの考え方を導入したり, 実際の業務をプロジェクト主体で進めようとしたりする動きが強まっている。こうしたプロジェクトマネジメントの適用範囲の拡がりと共に, 組織論や人材の育成といった視点からの研究は増えつつあるが, 実践する場においては何が必要とされるのであろうか。本稿では, プロジェクト間の協業の場-すなわちプラットフォーム(基盤)を情報系の観点から取り上げ, 社内で取り組んだ事例を踏まえて, プログラムマネジメントを成功させるための基盤構築に必要となる要件について考察する。