抄録
NTTコムウェアグループは、全国に分散した開発環境で大規模なシステム開発を行っている. 従来、プロセス改善活動としてISO9001を使用して基本動作を確立してきた. ISO9001:2000への移行後、現在は更にCMM(Capability Maturity Model:ソフトウェア能力成熟度モデル)[1]によるプロセス改善(Software Process Improvement :SPI)活動に取り組んでいる. ISO9001:2000品質マネジメントシステム認証組織におけるソフトウェアCMMレベル3の適用事例とSPI活動の今後の方向性について報告する.