プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2004年度春季
セッションID: 1406
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1406 NEDO技術開発機構における新たな評価体系構築に向けた検討(一般セッション)
弓取 修二進藤 秀夫深野 琢也加藤 知彦井田 久雄
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抄録
優れた成果を継続的に生み出す為に,「評価システムの改革」が重要な柱の一つとなっている.(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下,「NEDO」とする.)では,平成13年10月に評価部門を設置して以来,主に,中長期・ハイリスクの研究開発について,中間評価や事後評価を実施し,評価結果に基づく事業の加速,中止等,必要な措置を講じてきた.しかしながら,「企画立案(Plan)」,「実施(Do)」,「評価(See)」というマネジメントサイクルをさらに効果的なものとする為には,中間評価,事後評価だけでなく,事業の実施前や実施後の追跡も含め,常に成果の発生状況等の情報を調査・評価することが極めて重要となってきている.また,従来,中長期・ハイリスクの研究開発中心であった評価を,テーマ公募型研究開発事業にも適用していくことを考える必要がある.本稿では,NEDO技術開発機構に於ける評価の現状について概説すると共に,今後の課題とその対応の方向性について検討した.
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© 2004 プロジェクトマネジメント学会
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