プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2005年度秋季
セッションID: 1208
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1208 優れたユーザインターフェースのデザインに必要なこと(一般セッション)
神庭 弘年
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抄録
今日の社会では人々は,あらゆる場面でシステムとの接点を持たざるをえない.ヒューマンエラーと言われる,操作者の些細なミスが大事故を引き起こしたり,障害を引き起こした例は沢山報告されている.これらの"些細なミス"の中に,理解しにくい,誤解を生みやすいインターフェースが原因となっていたものが無いであろうか?一般にプロジェクトは作り手側に属するため,ユーザインターフェースは作り手中心に考えられてきた.しかしそれではヒューマンエラーを減らす事は出来ないのではないか?高度なシステムへの要求が高まれば高まるほど,優れたユーザI/Fが重要になるが,それに応えるインターフェースの品質検討どのように進めればよいのであろうか.プロジェクトマネジメントはもともと学祭的な研究対象であり,本稿は認知科学分野の紹介であるが,システムの品質についての重要な考慮点を共有できればと考える.
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© 2005 プロジェクトマネジメント学会
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