プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2005年度秋季
セッションID: 1305
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1305 組織課題の効果的な抽出方法に関する考察 : SECIアプローチを踏まえた、解決策の提案(一般セッション)
丹羽 武志
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会議録・要旨集 オープンアクセス

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抄録
ソフトウェアプロセス改善には、大きく分けて、2種類のアプローチがある。CMMI(Capability Maturity Model Integration)のようなプロセス改善モデルをベースにしたものと、組織の問題をベースにしたものである。問題ベースの場合は、問題そのものが議論され、改善アプローチが特定されるため、効果的であるが、実際に実施してみると、現状の真の問題が何であるかが、なかなか特定できないことが多い。そこで、今回の改善活動では、過去の教訓を活かすと共に問題解決手法を適用し、効果的な問題の抽出方法を考案した。適用の結果、効果的な問題抽出のためには、知識創造理論が深く関与することがわかった。
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© 2005 プロジェクトマネジメント学会
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