主催: 一般社団法人プロジェクトマネジメント学会
ITシステム開発・特にソフトウェア開発においてのQuality Assurance(QA)は,CMMI^<SM>のプロセス領域定義でも多くのページが割かれていて,実行する側のプロジェクト管理状態を監視する重要な機能と認識されているが,一方サービス・ビジネスの遂行で,相変わらず相当数の「失敗プロジェクト」があり,その都度,QAのチェック機能の不備が反省点として挙げられている.本論は筆者が約5年間にわたってQA担当者として活動した経験をもとにして,新しいQAのあるべき姿と,必要なQAerのスキルを考察した.