プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2009年度春季
セッションID: 1403
会議情報

1403 事業目標とプロジェクト特性を考慮した定量的管理プロセスの改善(一般セッション)
井上 恵太中前 雅之桑田 すみれ
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録
定量的管理は,プロジェクトの目標を達成するために有効な方法である.プロジェクトの状態を定量的に測定することにより,客観的な判断を下すことができ,問題発生を未然に防ぐプロアクティブな対応が可能となり,その結果プロジェクト目標を達成することが可能となる.しかし,当社では定量的管理を実施しても,管理精度が低い,事業への貢献度が弱い場合があるという課題が見受けられた.この課題を改善するため, CMMI成熟度レベル4のプロセスに基づくギャップ分析を行い,改善したプロセスを適用・評価した.その結果,効果的な定量的管理プロセスを実践するには事業目標とプロジェクト特性を考慮することが重要であることが分かった.本稿ではこの改善事例について紹介する.
著者関連情報
© 2009 プロジェクトマネジメント学会
前の記事 次の記事
feedback
Top