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原稿種別: 表紙
p.
Cover1-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 目次
p.
i-v
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
vi-vii
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
viii-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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瀬川 秀樹
原稿種別: 本文
p.
1-29
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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白石 豊
原稿種別: 本文
p.
31-32
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App3-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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中村 智明
原稿種別: 本文
p.
33-56
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App4-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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白鳥 義宗
原稿種別: 本文
p.
57-70
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App5-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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伊熊 昭等, 岡野 隆洋, 渡辺 哲也, 小野崎 淳, 杉浦 充
原稿種別: 本文
セッションID: 1101
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
財団法人 国際情報化協力センター(CICC)では,アジアにおけるIT人材の相互交流の基盤を形成促進し,アジア諸国で日本のITスキル標準に基づいたITプロジェクトを管理できる人材を育成することを目的とした事業を行っている. 当社では, 当該研修の企画・開発・実施を委託された.計画策定と実施時における諸課題を解決するために日立製作所IT部門のプロジェクトマネジメント制度を初めて適用した.計画通り開発・実施が行われ研修サービスにもこの手法が有効であることが実証され,本成果はその後の研修サービスプロジェクトに適用されている.
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児山 博文
原稿種別: 本文
セッションID: 1102
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
情報システム構築においては,プロジェクトマネージャー(PM)の育成が急務となっている.特に,大規模なシステム構築の場合は,適任なPMの確保がプロジェクトの成否の大きな要因となっている.プロジェクトメネージメントの知識,ヒューマンスキルを習得する研修は多数ある.しかし,それらはPMがプロジェクトメンバーにどのように対応するか,または,どのようにプロジェクトを運営するかのPMが実行すべき内容の研修であり,PMを育成する手法の研修は少ない.本稿では, PMが次のPMを育成し,且つ,プロジェクトを成功させるため,リーダーシップをどのように適用すべきかを報告する.その過程で,リーダーシップの手法としてコーチングとリーディングを比較し,その使い分け方を整理した.
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橋詰 和朗, 橋本 肇, 石川 孝治, 河田 武巳, 楠田 幸司, 田口 正治, 石井 千恵子, 榊原 征二
原稿種別: 本文
セッションID: 1103
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
日立電子サービス株式会社は,統合サポートサービス会社への進化を目指し,ソリューション事業でのプロジェクトマネジメント力強化のため2003年PMOを設置し,プロジェクトマネジメント関連制度を立ち上げてきた.その一環で,集合教育を中心としたプロジェクトマネジメント関連教育体系を整備してきたが,対象者が全国320拠点に亘り,いつでも,どこでも,簡単に学習できる環境提供が大きな課題となった.そこで,当社では出張教育, WBT,携帯電話などを活用したプロジェクトマネジメント教育講座を開発した。本稿ではこれまでの取組み状況と成果について報告する.
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丸山 智子, 井上 雅裕
原稿種別: 本文
セッションID: 1104
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
従来のリーダーシップ教育は知識の習得が中心であり,実際には現場で一つ一つ経験を積み重ねることでリーダーとしての素養を身につけてきた.しかし,今日のように急激な変化を続ける時代においては,スキルアップを加速させ,できるだけ早く実践に結びつく教育が求められている.シミュレータを活用した教育はリーダーとしての具体的な行動の方法を示してくれる実践的なトレーニングの一つとなりえる.工学系大学院では,情報系や建設系の専攻を中心にプロジェクトマネジメント教育の導入が進んできている.スコープ,タイム,コスト,品質,調達などのテクニカルなマネジメントは,知識体系の講義と演習により教育効果が得られるが,ヒューマンスキルやその中心であるリーダーシップに関しては,従来から一般的に実施されている知識の講義と課題演習では実体験が乏しい学生に対しては教育効果が十分でない.今回,工学系大学院生に対し,技術的活動でのヒューマンスキルとリーダーシップ能力の向上を目的に,シミュレータにより多様な疑似体験をさせ,これに大学院研究室での実行動を摺り合わせることにより,知識,経験,実行動を結びつけるリーダーシップ教育を実施したので報告する.
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福田 淳一
原稿種別: 本文
セッションID: 1105
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本論文の目的はモンテカルロ・シュレーションを実務で使ってもらうようにすることである.はじめにモンテカルロ・シミュレーションについて"Riskology"を用いて解説する.次に,「データ白書2007」でのプロジェクト実績データを用いてモンテカルロ・シミュレーションの有効性を検証する.「データ白書」の要員スキルや仕様変更発生具合,プロジェクト実績評価(工期,工数,品質)等のデータをRiskologyでのシミュレーション結果と比較する.筆者の検証によるとシミュレーション結果とプロジェクト実績の工期等は同じような確率分布に従うことがわかった.これはプロジェクト・マネジメントの分野においてもモンテカルロ・シミュレーションが有効であることを示すものである.
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平石 謙治, 岡田 清久
原稿種別: 本文
セッションID: 1106
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
PMI発行の4つの標準,即ち, PMBOKガイド,組織的プロジェクトマネジメント成熟度モデル(OPM3),プログラムマネジメント標準,および,ポートフォリオマネジメント標準が,同時に改定され2008年12月に公開された.本稿ではこれらPMI標準のうち,組織的プロジェクトマネジメント成熟度モデル(OPM3)について,第2版の特徴と,同時に改定されたその他の標準との関連について,初版との比較を交えて議論する.
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大塩 博夫, 後田 修治, 千種 実
原稿種別: 本文
セッションID: 2107
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社は、不採算案件の撲滅やプロジェクト成功率の向上に向け会社組織の適切なサポートとして、マネジメントプロセスの標準化・効率化やサポート組織(PMO)の充実に取組んできた。もう一方で、それらを活用しプロジェクトを成功に導ける優秀なプロジェクトマネジャーを育成するため,資格取得やマネジメント教育講座の充実等に取組んできた。しかしながら,不採算プロジェクトが発生してしまう現状にある。そこで、成功体験を持つ優秀なプロジェクトマネジャーから有効な経験やノウハウ(匠の技)を収集し,暗黙知を形式知(マニュアル)に変換することでマネジャーの育成に活用できないか検討してきた。その結果、マネジャーの暗黙知を「プロジェクトマネジメント実践マニュアル」として構築できた。
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金子 美和
原稿種別: 本文
セッションID: 2108
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
アジャイル開発では,変化に迅速に対応するために,計画とプロセスを重視するウォーターフォール型開発と対比される反復型開発手法を取り入れている.本論文では,アジャイル開発の良い点を最大限取り入れ,プロジェクトとして統制のとれたものにしてゆくための方法論を提案する.プロジェクトで実際に使用するプロジェクト管理項目にアジャイル開発手法を取り入れる場合の方法をPMBOKの知識エリアに準拠して提示する.この方法論を実際のプロジェクトに適用し,有効な手法であることを実証した.この方法論は企業のValue Propositionを高める1つの手段であると位置づける.
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村上 誠
原稿種別: 本文
セッションID: 2109
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
IT産業の世界では,システム開発において安価な労働力を大量に得やすい事を最大のメリットとしたオフショア開発が増加傾向となっているが,まず初めにオフショアありきのプロジェクトが多いため,品質面等について様々な問題が発生している.筆者の提案する受注側の開発管理を最適に誘導する方法は,今後のブラッシュアップやカスタマイズが必要であるが,オフショア開発における品質保証に大変有効であった.
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辻川 直輝, 青木 千恵, 和泉 央夫
原稿種別: 本文
セッションID: 2110
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
NTTデータでは,品質向上・失敗プロジェクト発生抑止のための取り組みの一環として,リスク審査を実施している.部門のPMOにおいても,リスク審査を実施して失敗プロジェクトの発生を未然に防ぐ事に力を入れている.リスク審査においては,審査の質を良くすることが重要であり,この為には,審査する側だけでなく審査される側である「プロジェクトの協力」が欠かせない. PMOでは審査対応の「スピード感と確実性の確保」,「わかりやすさと納得感の醸成」に重点をおき,「プロセスや手順の確立と改善」を推進してきている.今回は,こうした中で実施してきたリスク審査業務のプロセス改善の取り組み状況と今後の課題について紹介する.
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北浦 有子, 野口 達也, 丸山 広, 中村 太一
原稿種別: 本文
セッションID: 2111
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
東京工科大学コンピュータサイエンス学部では高度IT人材育成として実践的な教育を実施している.我々は,ロールプレイ演習による大学生を対象としたプロジェクトマネジメント教育に取り組んでいる.ロールプレイ演習は,プロジェクトマネジメント知識に加え,ヒューマン系スキルの修得も可能とする.本研究ではシナリオベースのロールプレイ演習の実施方法と,ウォータフォール型システム開発手法を応用したシナリオ作成手法の提案を行い,その効果と有効性を示す.
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大島 直樹
原稿種別: 本文
セッションID: 2112
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本研究では、プロジェクトマネジメント人材教育における学習評価について、教育工学の手法に基づいた方法の検討を行う。評価規準の尺度として能力コンピテンシーモデル(プロジェクトマネジャー開発体系)を採用し,実践力教育の形成的学習評価を行うための評価ルーブリックを構築する。プロジェクトマネジメント人材開発における学習目標の到達度評価を検討する。
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原稿種別: 付録等
p.
App6-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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一柳 晶子
原稿種別: 本文
セッションID: 1201
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
トラブルプロジェクトの発生時には,損失額や悪い評判を最小限に食い止めるためにプロジェクトリカバリーマネジメントが必要である.プロジェクトリカバリーは「決断」,「現状把握」,「計画と実施」というステップで行われる.特にリカバリーが必要なプロジェクトの現場では即時の対応が必要である.本稿では,短時間でより適切なリカバリー方針決定を行うための複数の指標を用いたリカバリー方針決定手法の提案をし,事例によりその有効性を検証する.
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横田 毅, 土井 敬司, 吉松 孝文, 渋谷 亮一, 牧野 登美男, Masafumi Yano
原稿種別: 本文
セッションID: 1202
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITシステム開発時に,プログラム開発者の視点に加えて,システムのユーザの視点でもプロジェクト評価を可能とする仕組みを構築した.評価はチェックリストを用いることで,プロジェクトの有益性,リスク,正当性をスコアリングすることで行われる.その結果を用いることで,プロジェクト状況の見える化や懸案事項の明確化を実施する.また,開発者とユーザの相互視点での評価を行うことで,開発者とユーザの認識差の評価等,より詳細なリスク管理が可能となる.
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山戸 昭三, 中村 仁之輔, 本間 利久
原稿種別: 本文
セッションID: 1203
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
最近,プロジェクトの状態を定量的に評価することが重要視されている.筆者は,これまでプロジェクトの定量的評価指標PAIを提案し実用化してきた.本論文では, PAI評価関数の変化分を予測するPMOアクションモデルとPMOアクションの判断について報告する. PMOアクションモデルには, AHPを使った重みベクトル,カテゴリ間の相互依存性を考慮した補正重み,カテゴリ別のアクションレベルを使用している.事例として過去一年間のPAI実績値と本提案モデルによる予測値とを比較し, PMOアクションの意思決定とモデルの精度を評価した.
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北條 武, 中田 圭, 宇都 正孝, 鈴木 敦秀
原稿種別: 本文
セッションID: 1204
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
失敗プロジェクトの発生防止のために,リスク・マネジメントを導入している企業は多いが,失敗プロジェクトは依然として発生している.本稿では,プロジェクトの持つ4つの特性(顧客,仕様,技術,契約)からリスクの傾向を分析し,高難易度プロジェクトのリスク発生傾向とその対応方法について考察することにより,プロジェクトのリスクを早期に発見する重要性と有効な対応方法について提案する.
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除村 健俊
原稿種別: 本文
セッションID: 1205
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
リスクと課題の定義は異なるが,プロジェクトの現場では課題をリスクと区別なく使用している場合も多い.課題を考えるとき,課題の認識だけでなく,商品価値に重要な仕様達成や納期までの解決などの視点から,課題解決の困難度も同時に考え,達成や解決が納期までにできなない可能性があるときはリスクと認識される.つまり,課題そのもの認識に加え,同時に課題解決のリスクを認識することが課題とリスクがあまり区別なく使用される理由であると考えられる.さらに,解決の困難度が高く,納期までにできない可能性のあるリスクの高い課題を重要課題と定義し,通常課題トラッキングリストとリスク・トラッキングリストに加え,この重要課題トラッキングリストを中心に重要課題に対する対策や状況のトラッキングすることは進捗マネジメントに有効であることを論じた.
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井奥 章, 森本 義章, 久保 英二, 小林 隆威, 舘内 嗣治
原稿種別: 本文
セッションID: 1206
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発は複雑化しており,開発プロジェクトの状況把握が困難になっている.このため,問題の根本原因の同定や改善施策の策定が難しくなっている.本報告では,プロジェクトから計測されたQCD (品質,コスト,納期)に関わるデータをもとに複雑に絡み合う因果関係を分析する方法を議論する.特に,因果推論の思考過程にデータマイニングを用いた可視化情報を活用する方法を検討した.この方法をソフトウェア開発プロジェクトの問題分析に適用した事例を紹介し,その手法の有用性を考察する.
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杉崎 恵悟, 熊代 薫, 久良 敦志
原稿種別: 本文
セッションID: 2207
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
大規模バンキングシステムの更改プロジェクトにおいて,ある業務グループでは, 1年半に及ぶ設計工程・製造工程が完了し,試験工程に着手した.しかし,結合試験開始後2週でバグが多発し,このまま結合試験を続けても,品質確保は困難な状況となり,要件定義に遡る大幅なスコープ変更を伴うリカバリプランの策定を行った.今回は,リカバリプランで実施した各種施策・対策と,その結果を紹介する.
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高瀬 啓司
原稿種別: 本文
セッションID: 2208
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
業務システム開発プロジェクトにおいては,必要とされる顧客側体制が確立されていること,また役割分担が明確で,かつマイルストーンに従い作業責献して頂けることが成功の鍵である.しかし現実には顧客担当者も他作業と兼任である場合が多く,ベンダ側が期待するまでの作業工数を得られない受注案件が多数存在する.このようなケースでは顧客担当者の役割と,それを取り巻く環境を上手にコントロールしながらプロジェクト管理を行なっていく必要がある.そのためには顧客体制を分析したうえで要件定義,基本設計,システム稼動検証という顧客関連フェーズでの顧客側負荷を軽減させると共に,如何に生産性を向上させるかを計画段階で充分に検討する.本稿では「弱い体制」という制約を容認したうえで,短納期開発を実現したプロジェクトの事例を報告し,顧客コントロールの有効性について検証する.
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前田 英行
原稿種別: 本文
セッションID: 2209
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
現状, ITプロジェクトの作業状況をモニタリングする定量的な指標は,成果物の量と質に関するものであり,人間の組織活動に関するものはほとんど見られない.また,大規模プロジェクトで行われているツリー型組織のボトムアップ報告には,多くの課題がある.センサ技術・解析技術などの進歩により,組織活動を自動計測し可視化するシステムが開発され,実験が行われている.これを適用することによって,プロジェクトの問題の早期発見や生産性向上の効果が期待できる.本論文では,その可能性について考察を行なう。
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長谷川 篤
原稿種別: 本文
セッションID: 2210
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITベンダにおけるシステム建設プロジェクトや製品開発プロジェクトは,多くの場合組織の体制と同期をとった管理責任をとっており,当社の場合もプロジェクトの規模によるが部長,課長等の管理職がプロジェクトマネージャを務めることが多くなっている,組織のサイズとプロジェクトのサイズが同規模の場合,組織体制とプロジェクト管理体制を同じくすることはメリットがあるといえるが,管理職の数よりプロジェクト数が多い組織形態の場合管理するプロジェクトが複数となり複数のプロジェクトの統制が必要となってくる.本論文では複数のプロジェクトを如何に統制していくかの手法に関する考察として「プログラムマネージャ」「プロダクトマネージャ」と「プロジェクトマネージャ」の位置づけに関する当社組織をモデルとした検討を行い,ロールステートメントを実際の業務に活用しての各管理者の役割明確化の成果に関して述べる.
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田島 彰二
原稿種別: 本文
セッションID: 2211
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
組織戦略の全体最適実現のためにリソースを最適配置しプロジェクト・プログラム活動と,定常オペレーション業務活動をバランス良く実施する.その実施のためのメトリックスを作り上げることを目的としたフレームワークを提案する.基本的には,筆者の社業の30年間の具体的プロジェクトを,それぞれアセスメントし,それぞれの結果を複数の視点で分析し,全体最適の実現度を評価する.それを積み上げることで,具体的なフレームワークまで構築できるか検討する.
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梅澤 薫, 木野 泰伸, 中谷 多哉子
原稿種別: 本文
セッションID: 2212
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
経営戦略に基づくビジネスとITとの調和において,ステークホルダーの意思決定を推進するプログラムマネージャのコーディネート機能に,次のような課題がある. a)ビジネスゴールとスコープとを統合的に共有化し合意形成を促進する, b)潜在する多様なコンフリクトや早期に特定し,正しい状況把握により阻害要因の回避あるいは軽減を推進する.本稿では,ビジネス価値に基づきゴール指向分析により,コーディネートを推進する方法を提案する.事例に基づいた評価を通じて考察を行う.
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原稿種別: 付録等
p.
App7-
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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大谷 晶子, 藤原 良一, 二階堂 敦, 由崎 令子
原稿種別: 本文
セッションID: 1301
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
下流工程(試験段階)の品質評価方法は,過去の実績と経験から評価手法としてプロセスが確立されつつある.しかし,低コストでより良い品質のシステムを提供するためには,より上流工程からの品質確保が必要である.しかし,下流工程のテストによる検出障害をベースとした品質評価手法を単純に上流工程に適用しても,お客様との関係やメンバのスキルなどプロジェクトの環境に左右される要因が下流工程に比べ大きく,データの確度に懸念があり適切な品質評価を行うことが難しい.本稿ではプロジェクトの環境や特性に着目した設計品質の評価方法について,プロジェクトの環境条件を定量化した評価手法について提言する.
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岩本 貞次, 畑中 謙志, 大石 晃裕
原稿種別: 本文
セッションID: 1302
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
金融システムは銀行システムをはじめ,証券システム,保険システムなどの社会インフラとして社会に影響の大きいシステムが多く存在している.このような影響の大きいシステムを担当しているベンダーとしてシステム構築の上流から稼働,さらに稼働後の運用・保守に至るまでの工程においての品質マネジメントは非常に重要である. PMO活動のなかの品質マネジメント活動を担う立場として品質管理活動を実施する上での基準の制定,及び開発及び運用・保守での品質管理活動のポイントについて述べる.
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川又 千尋, 矢作 貴志, 木塚 順子, 佐藤 史彦
原稿種別: 本文
セッションID: 1303
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
システムの開発過程において品質測定を行なう際,レビュー時の指摘件数やテスト時のチェックリスト密度,摘出不良密度といった定量的メトリクスに負った部分が従来の内容であった,弊社では2007年4月よりJIS X0129-1における品質特性に着目し,品質の質的評価を目指している.成果として品質特性体系図の作成,それに基づいた品質観点抽出ツールの開発を行った.今後は,設計書,プログラムの品質に関する質的評価の方式検討を行なう.
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浦川 伸一
原稿種別: 本文
セッションID: 1304
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
企業のグローバル化が進み, GIE,すなわちGlobally Integrated Enterpriseとして世界でひとつの企業体として事業展開する企業が多方面の業種で増加している. GIEあるいはグローバル展開を進める企業では,システム企画・開発・保守のみならず,日本を拠点とした連携が顕著に増加しており,従来のオフショア開発という枠組みでは捉えることが出来なくなりつつある.当稿では海外開発拠点との協業例をベースに, GIEにおけるプロジェクトマネジメントの考え方につき,主に組織や人材育成の観点で言及し,今後のプロジェクトをリードするにあたっての日本の果たすべき役割についても触れてみたい.
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横山 恵子, 長谷川 健
原稿種別: 本文
セッションID: 1305
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
PMBOKを中心とした, PM知識体系は,プロジェクトマネジメントの要諦であるが,それだけでは,実プロジェクトで発生する多様な問題に,適切に対応していくことは難しい.実践を通して身に付けた経験知がマネジメントを遂行していくうえで必要である事は,これまでのPM研究から明らかとなっている.そこで,本稿では, NTTデータとして未経験業務分野であった,自動車部品製造業における生産管理システム開発プロジェクトでの成功事例をもとに,プロジェクトマネジメントの経験知を整理し,紹介する.このプロジェクトは,ビジネス環境変化に迅速に対応し,全社生産計画の最適化とコストダウン管理の高度化のため,老朽化したメインフレームと複数のオフコンにより構成されていた基幹システムを, Webベースのシステム基盤上に統合し,全面更改するものであった.数々のリスクや制約があるなか,業務ノウハウ・システム開発経験の浅い若手中心のメンバ構成で,プロジェクトのQCD目標を達成するとともに,業界を代表する生産方式を中心とした業務ノウハウ・知識体系,及び,当該SCM基幹系のシステム開発プロセスについて,組織資産として蓄積を図るとともに,次につなげる為の人財育成を図ったものである.
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山寺 仁, 伊東 昌子, 松尾 睦, 河崎 宜史, 初田 賢司
原稿種別: 本文
セッションID: 1306
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトマネジャーの個人特性と業績の関係を調査した.個人特性としては,パーソナリティ・仕事における姿勢に着目し,その特性と業績の関係を相関分析・重回帰分析により検討した.この結果,パーソナリティにおいては,外向性,仕事における姿勢としては,問題意識と他者から学ぶ姿勢が業績との相関があることがわかった.また,パーソナリティ特性や仕事に対する一般的姿勢ではなく,プロジェクト実践の進め方特性に関する個人差のと業績評価の関係解明をめざして,インタビュー調査を行った.その結果,標準業績者に関してはプロジェクト実践の進め方に関し5つのタイプを区別することができた.高業績者に関してはプロジェクトへの貢献だけではなく,組織進化への貢献の観点から意識的に行動する特性が共通して認められた.
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遠藤 雄一, 横田 努, 浅野 博英, 垣内 淳, 國武 昌代, 猿谷 清吾, 早野 哲朗, 阿部 美野
原稿種別: 本文
セッションID: 2307
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
筆者らはメンタリングをテーマに有志があつまり, PMを育成するに当たり,何が一番重要かを議論した.その結果, PMとしてのプロ意識を持つことが,一番重要であるとの認識に立った.この認識の基に, PMのプロ意識とは,他のプロフェショナルと共通のコア・プロ意識と, PM特有のPMプロ意識があると結論づけた.本論では,コア・プロ意識とは,リーダーシップ,ネゴシエーション,コミュニケーションの3つのコンピテンシーから成ることを示し, PMプロ意識は, QCDとRiskに根ざしたDisciplineにあると説いている.最後に,こうしたプロフェショナル意識を如何に醸成させるかをメンタリングの観点から提案している.
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中村 太一, 北浦 有子, 野口 達也, 丸山 広
原稿種別: 本文
セッションID: 2308
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
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大学教育には,顧客の要求を獲得し,要件定義し,モデル化し,要求をソフトウェアとして実際に構築できる「設計・開発能力」を備え,現実の様々な制約のもとチームのメンバとして役割を担える「適応力とマネジメント力」を持つ高度IT人材育成が求められる.東京工科大学では講義で得たプロジェクトマネジメント知識を実際に活用するシナリオベースのロールプレイ演習を実施している.更にPBE (Profile Based Education)の導入により,個別の実践教育を目指している.本稿では,過去5年間の系譜と体系化した教授法を紹介する.
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木下 慶, 佐用 健, 須貝 佳彦, 内藤 真樹
原稿種別: 本文
セッションID: 2309
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
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我々は,文部科学省の「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」に採択されたコースにおいて,実践的なIT人材育成のための教育を受けている.本コースでは,様々なIT関連企業の実務経験豊富な講師陣による講義や,学生がチームで取り組むPBLが実施されている.具体的には, PMBOKや品質管理といったPMに関する知識を講義で学び, PBLで実践するというプロジェクトマネージャの育成に力を入れた教育が行われている.本稿では,大学院での実践的PM教育に関して,受講者の立場から成果を考察した結果を述べる.
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吉田 憲正
原稿種別: 本文
セッションID: 2310
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
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社会プロジェクトの推進においても,プロジェクト・マネージャーの役割が,重要である.本小論文では,事例研究により,社会プロジェクトマネジメントにおけるプロジェクト・マネージャーの役割と,資質,教訓について考察する.
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富田 幸延, 江藤 一彰
原稿種別: 本文
セッションID: 2311
発行日: 2009/03/10
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
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IT開発現場における開発上の品質マネジメントプロセスは複雑化の一途をたどり,身に付けなければならないルールが多くあり,定着が難しい.また,そのプロセスがどう品質確保に結びつくのかが十分に説明されないため,プロセス自体が理解されない場合も多い.そんな定着化に向けた課題に対して,簡易WEBテスト環境をイントラネット内に構築し,大型プロジェクト内への定着化と品質向上へ寄与した取り組みを展開する.
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