プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2010年度春季
セッションID: 1303
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1303 OPM3におけるベストプラクティスIDの付与方法の変更と,そのIDによる「達成能力」と「依存関係」の構造の可視化(一般セッション)
五十川 隆文
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会議録・要旨集 オープンアクセス

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抄録
PMIのOPM3(組織的プロジェクトマネジメント)とそのオンラインアセスメントツールにおいてはベストプラクティス,それを実現するためのCP(Capabilities,達成能力),さらにそのCP間の依存関係(DP:Dependencies)を示し,これによって組織成熟を実現するとしている.本論文ではベストプラクティスIDを統一的に再付与し,このIDによりCPの依存関係をグラフ化し,その特徴を考察した.これによりOPM3第2版に記述されている「OPM3の構成概念」の詳細と,その例外を可視的に示した.さらにグラフから,全体の構造上位置付けを再考すべき点と明らかに異常な点が容易に発見できることを示した.また,依存関係の循環性を考察した.
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© 2010 プロジェクトマネジメント学会
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