主催: 一般社団法人プロジェクトマネジメント学会
社内業務支援システムの効果的な導入を支援するために,プロジェクトで開発するシステムの有効性や投資効果,開発に影響を与えるリスク要因,システムの意義や正当性,等の評価を行い,開発投資の是非や優先順位の明確化,および,開発時のリスク管理を支援するシステムを運用している.本研究ではリスク管理手法の高度化として,リスクスコアを担当プロジェクトマネージャが管理可能か否かで分類し,その情報を用いることでプロジェクトの特性をより明確化する手法を構築した.本手法を実プロジェクトへ適用した結果,上述の分類でプロジェクトのリスクを評価することがプロジェクト管理を行う上で有効であるとの知見を得た.